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食事をしながら説得されると、相手の考えに同調しやすくなります。
これは「ランチョンテクニック」という心理です。食事は人の心に大きな影響を与えるものと覚えておきましょう。
食事中は料理の味に気を摂られて、心が無防備になりがちです。つまり、本心が出やすいといえます。
子どもにテーブルマナーを教えながら、同時に心理分析もしてみましょう。
@ フォークやナイフを振り回しながら食べる子
話に夢中になってフォークやナイフ、お箸などを振り回す子は、落ち着きがなく興奮しやすいタイプです。我を忘れてしまうことが多いので、よく失敗をしでかします。
しかも、なぜ失敗したか自分でもよくわかっていないため、責任を回避しようとします。このままだと無責任な大人になってしまいますから、まずは振り回すのをやめせましょう。
A 肘をついて食べる子
お行儀の悪い食べ方ですが、実はリラックスしている証拠です。
みんなで一緒に食べる食事に満足し、あなた(親)にも心を開いています。
精神的にあまり強いタイプではなく、厳しく叱るといじけたり、あなたに対する気持ちも変わってしまいます。そのため優しく「食事中に肘をついてはダメよ」と言ってあげましょう。
B 口に食べ物を入れたまましゃべる子
本来なら食べるかしゃべるかのどちらかにすべきなのに、両方いっぺんにやろうとするのは、せっかちな性格だからです。
口から食べ物が飛び出すかもしれない、またお母さんに怒られるかもしれない、ということが予見できないところから、計画性がないとも言えます。
ただし、積極的で明るい性格のため、友だちには好かれているようです。落ち着きと計画性を養ってあげれば、リーダーになれる素質を持っています。
C あっという間に食べる子
家や学校でストレスを感じているようです。そのため、食事(給食)を早く食べて、一人になりたいと考えています。いじめにあっていないか、そして親子関係も再チェックしてみましょう。
もし、問題が見つからない場合は、人づき合いが苦手と考えられます。食事中に子どもが興味を持ちそうな話題を出してみるといいでしょう。
⇒子どもの立派な育て方・しつけ方
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