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商品に触りまくる子は、お母さんの愛情に飢えている




幼い頃、お父さんやお母さんに十分に甘えることができないと、平気で嘘をついたり、他人のモノを盗むようになることがあります。

これを「アフェクションレス・キャラクター(情愛のない性格)」と言われています。


デパートなどへ行くと、ときどき商品に触れまくっている子どもを見かけませんか。お母さんは周囲の目を気にして「やめなさい!」と怒ることも多いようですが、そうすると子どもはますます商品に触るようになります。

このとき、子どもが何に触れているかを観察してみると、柔らかいものやフワフワしているものを選んでいることが分かります。

逆に、堅いものや冷たいもの、尖ったものには触れようとしません。

これは「お母さんに甘えたい」という気持ちの表れです。お母さんと親密になれないため、お母さんのように柔らかくてフワフワしているものに触れているのです。

お母さんが怒れば怒るほど心理的距離は離れていきますから、商品に触れるという行為はエスカレートしていきます。つまり、商品に触れさせたくなかったら、怒るのではなく優しく抱きしめてあげたほうがいいのです。

人前で抱きしめられるのが恥ずかしいのなら、手を優しく握ってあげてもいいでしょう。

このように、父親や母親に十分甘えることができないと、子どもは情緒不安定になり、性格が歪んでしまうことがあります。

アメリカのハロー博士は、それを実験で証明しました。

博士は、生まれて間もない2匹の小猿をAとBという別々の檻に入れ、Aの檻には針金で作った母親の模型を入れ、Bの檻には本物の猿に似た感触の柔らかい布で作った母親の模型を入れました。

すると、Aの檻で育った小猿は母親の模型にまったく近づこうとせず、成長後は協調性が不足して激しい攻撃行動をとるようになったのです。

それに対し、Bの檻で育った小猿は母親の模型に強い愛着を示し、驚いたり怖いことがあると、模型にしっかりとしがみつきました。しかし、Bの檻で育った猿も情緒が不安定で、やはり仲間とうまく生活できませんでした。

つまり、商品に触れまくる子は必死になってSOSを出しているわけです。手遅れにならないうちに、それを理解してあげましょう。

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