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肥満度を表す指数にBMIがあります。
標準的なBMIは22ですが、女子大生にアンケートをとったところ、「自分は標準だと思う」と答えた人のBMIの平均はわずか19.2だったということです。
タレントやモデルの体型を目指し、無理なダイエットをする女子が増えています。
育ち盛りの時期に十分な栄養を摂らないと心身に悪影響が及び、最悪の場合は摂食障害を発症して、過食と拒食を繰り返すことになります。
摂食障害になりやすいのは次のような女子なので、心当たりがあったら、ふだんから注意してあげましょう。
① 母子関係がうまくいっていない女子
「母親みたいになりたくない！」という心理が強くなり、食事を摂らないことで成長を拒絶します。
② 意志が強い子
食欲を自分でコントロールすることに価値があると考えているので、摂食障害(拒食症)になりやすい傾向があります。
③ 他人からどう見られているかとても気にする女子
「ちょっと太ったんじゃない？」という何気ないひと言に強いショックを受け、「痩せたね」と言われると喜びを感じ、無理なダイエットに走ります。
④ 真面目な女子
真面目なのでストレスがたまりやすく、それを食事で紛らわそうとします。
ダイエットをやめさせるのは至難の業です。しかし、だからといって放置しておくわけにもいきません。そんなときは、「ダイエットをしていると男子にモテなくなる」と教えてあげるといいでしょう。
ある心理学者が、女性には「男性が望むと思われる女性の体型」の写真を、そして男性には「自分が好む女性の体型」の写真を選んでもらったところ、男性が選んだ写真は標準的な体型でしたが、女性が選んだ写真はかなりスリムな体型でした。
つまり、女性は「痩せないと男性にモテない」と思っていますが、男性は痩せた女性のことをそれほど好きではないということです。
しかも、女子大生にアンケートを取ったところ、「自分は太っている」と答えた人のBMI(肥満度の指数)は平均21.2と標準より痩せ型でした。愛娘が体重を気にしている時は、この数字を見せて安心させてあげてください。
⇒子どもの立派な育て方・しつけ方
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