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子どもの価値を認めるやること、尊敬すること、理解してやること、寛大であること、個性を尊重してやること、そんな両親に子どもは決して反抗したり逆らったりすることはありません。 両親は子どもに対して威張ったり、偉そうにする必要など一切ないのです。 子どもは幼い時から、両親は子どもにはできない大きな仕事を平気でやったり、自分を自由自在に持ち上げたりした体験の記憶があるので、「両親は自分より偉いもの」という気持ちを潜在意識に持っているのです。 それなのにことさらに威張ったりしますと、子どもは反感を起こして親の欠点を見つけて、親の威圧に対抗しようとするのです。 親はもっと下へおりて子どもといっしょになって親しみ深い態度と言葉で接すれば、尊敬している人から愛される感激で、子どもは親をいっそう愛するようになるのです。 愛されたい、認められたい、親の役に立ちたいのが子どもの本性であります。 また、子どもの本性を発揮させるためには、子どもの個性を尊重することも大切です。 人間はは自分の本性に逆らうことをしながら幸福感を得ようと思ってもそれは不可能なことであります。 魚は水の中で泳いでいるとき最も幸福でありますが、それは魚の本性に適うからです。 カラスを水の中で泳がせても幸福感は得られないのです。カラスにはカラスの本性があるからです。 人は、自分自身の本性が切実に願っているものを生活に実現した時、最も幸福感を味わうことができるのです。 子どもには子どもの個性と天分が天から与えられており、すべての子どもに異なる個性と天分があるのです。 ですから、親たる者は、自分の子どもを親の好む職業に強制してはならないし、親の跡を強制的に継がそうと考えてはいけないのです。 ⇒子どもの立派な育て方・しつけ方 |
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