Menu ▼
|
女性の井戸端会議などを聞いていますと、たいがい夫の悪口とか姑の悪口を言っては、欲求不満のはけ口にしている人がいますね。 古歌にもあるように かりそめの 言の葉ぐさに 風立ちて 露のこの身の おきどころなし ちょっとした自分の不注意な発言で、自分の身のおきどころがなくなりますよ、という趣旨です。 井戸端会議などで、つい調子に乗って、つまらないことを大声でしゃべったり、夫が秘密にしておきたいことなども、何の配慮もせず話してしまうようなことがありますが、「悪事千里を走る」という言葉があるように、悪いことをした場合とか、悪い噂を立てたりしますと、一気に噂が噂を呼んで広がっていくものです。 これは人の口から口へ伝わることだけを言っているのではありません。 人間は魂であって肉体ではなく、「心」が本質ですので、心で思ったりすると、その波動はたとえ言葉に出さなくても相手の心に届いて響くのです。 ですから、妻が夫に対する不平とか不満を心で思ったり言葉に出したりしますと、いつの間にか夫の心に伝わり、夫がその妻に批判されていることがたまらなくなるのです。 多くの夫はそういう妻の心を感知して、妻を自然と敬遠するようになり、ついては妻から遠ざかるようになるのです。 常に妻から裁かれている夫は、その家庭が針の筵（むしろ）のように感じているのに、当の妻は、夫を心で追い出していながら、そんなことも露知らない人が大勢います。 そういうふうにされた夫は、歓楽街でちょっと優しくしてくれたり、かまってくれた女性を非常に愛しく思うようになって、結果的に夫の浮気が始まるのです。 夫の浮気を責める前に、その原因を先に知ることが大切です。 ⇒子どもの立派な育て方・しつけ方 |
|
|||
| Copyright (C)2015. 恋愛、結婚、離婚、育児問題などの根本的解決法 All rights reserved. | |||||
