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人間は魂(心)が本質であるのに、その魂がつくりあげた肉体を人間だと錯覚することがあります。 その大いなる錯覚のため、肉体を喜ばすことのみを考えて行動することになり、結果的に人間は頽廃していくのです。 現在の人間生活の大部分が、ただ肉体の欲望満足のために、物質的な獲得を目標とし、衣食住の満足、性の満足だけを考え、カネ・カネ・カネといって一生を終ってしまう人がいかに多いことでしょう。 男の愛情はやや不純なものを多分に含んでいますが、女性の柔らかさ、包容力とかいったものを含む大きな愛情は、男の愛情よりも純粋であり、魂の内からほとばしり出る愛情であります。 このため、体をすぐ求めてくる男を嫌悪するものなのです。 とくに純潔な女性は、男の裸を見ても何も感じるようなことはなく、本能的な欲望に火がつくようなことはありません。 新婚女性が男性に身をまかせるのは、本能的な欲望を満たすためではなく、愛する夫のために尊い「捧げ物」として、自分の体をささげるのです。 もちろん、世の中には不純な人もいますので、たとえ女性であっても、本能的な快楽のために身を捧げる人もいますが、論外です。 本能的な満足は皮膚一枚のみを擦るだけの楽しみですが、このような喜びは肉体だけの満足であって、あなたの魂がそれによって喜ぶことなどありません。 恋愛や嫉妬、憎悪、恐怖、怒りなどは、感情に属するものであり、本来、その感情は魂(心)が制御しないといけないのに、心のほうが負けてしまって、感情に支配され、日常生活に至るまで、感情の赴くままです。 その感情を心が制御しない度合いに応じ、魂の喜びは反比例していくのです。 ⇒子どもの立派な育て方・しつけ方 |
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