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恋人同士になりますと、つい気を許して大ゲンカになったりするものですが、そのケンカの成り行きで、相手の本質が見えてくるものであり、逆に恋愛解消という自体も考えられないことはありません。 ですから、いくらケンカになっても頭までフィーバーして感情的になったり、あるいは議論で相手を説き伏せようなどと考えてはいけません。 男の場合は、ケンカの元になった本題をすぐに解決して、次に進みたいと思っているのがホンネですが、女性の場合には、議論が白熱しますと、本題からそれて、過去にあった行き違いとか、あのときは時間に遅れたとか、全くケンカとは関係ないものまで持ち出して、感情的に批判するようなことが往々にしてあります。 こういうことをしていますと、男としては、結婚後のふたりの姿を思い浮かべ、このようなつまらない議論がいつも続くのだと思うと、夫婦生活は遅かれ早かれ破局を迎えるだろうと考え、恋愛も今の時点で終局を迎えるかもしれません。 男というのは、話の本筋とは違うことを感情的に言い出す女性を見ると、「何でこんなことを言い出すのだろう」と不思議に思うものです。 ですから、ふたりのケンカを上手におさめることができれば、「雨降って地固まる」といわれるような、深く愛し合う関係を構築できますが、このケンカが無意味に長引くようであれば、男としては将来が不安になり、ふたりで夢のある家庭を形作ることは難しいのではないかと判断し、恋を終わらせるのではないでしょうか。 男と女は、野球のピッチャーとキャッチャーのような一対の関係で、男性がピッチャーで、女性がキャッチャーというような関係です。 男性のハタラキをするピッチャーは、積極的に投げ込み、女性のハタラキをするキャッチャーは、その強く投げられたボールを素直に受け取る関係のようなものです。 ピッチャーが投げたボールを上手くキャッチするためには、キャッチャーは前に手を差し出してボールを捕ろうとすると手が痛くて痛くてしようがないですが、手を後ろに引くようにしてボールを受け取ると素直にミットに入ってくれます。 このように「投げる」と「受ける」が一体となって調和しますと、素晴らしいゲームが展開され、見ていても楽しいということになります。 男女の関係もまったくその通りで、恋人関係であっても、ケンカになっても女性が一歩下がって、男性の言うことにしたがっていけば、男女の仲はうまく調和するのです。 これは別に女性が負けたのではなく、「柔よく剛を制す」ということで、形式はどうあれ、男性があなたに従っているのです。 ⇒子どもの立派な育て方・しつけ方 |
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